2023年5月1日、富山県南砺市の人形山へ [登山]
2023年5月1日、富山県南砺市の人形山に登りました。
残雪と新緑が同時に楽しめる山を探し、行き先を人形山とし、
人形山のすぐ近くの三ヶ辻山とセットで登る計画をたてました。
結果は、想定以上の残雪があり、人形山だけに登りました。
新緑の景色、残雪の景色、雪上歩きなどを楽しむことができました。
その記録です。
◆林道から見る山並み
思った以上に積雪が残っています。
◆登山口、8時頃出発
この日の予定コースは、人形堂~人形山・三ヶ辻山の往復です。
◆晴天です。
◆イワウチワの花があちらこちらで見られました。
◆白い花、タムシバ
コブシの花の裏には一枚の葉がありますが、
この花には葉が無いので、この花はタムシバだと思います。
この花は、登山道周辺のあちらこちらで見られました。
◆ホシガラス
ホシガラスが地面付近にいました。
◆人形山登山道第一休憩所、四等三角点 1208.8m
9時25分頃到着
◆新緑はこれからの状態
◆登山道、この付近は残雪は無し。
◆マンサク
マンサクの花が見られるとは思っていなかったので、見られてラッキーでした。
◆ブナ、新緑はまだの状態です。
標高が高くなると、早春のような状況でした。
◆登山道、残雪が所々にあります。
◆人形山登山道第二休憩所、1400m、10時25分頃通過
◆周囲の山を見ながら進みます。
◆ショウジョウバカマの花
ショウジョウバカマの花は、あまり咲いていませんでした。
◆進行方向の全域が積雪に覆われ、登山道が不明な地点に到着。
ここに到着する前に、下山してきた方が
「登山道が不明のため、引き返してきた」と話していた場所だと思いました。
ここでスマフォの登山地図と地形を照合して進むべき方向を探します。
登山道は概ね直線的なので、直進すれば良いと考え、
一旦、登りやすい側に迂回して、元の方向に戻ることにしました。
◆不明瞭地点を無事通過し、
元の進行方向に戻ると雪原が広がっていました。
ここから、しばらく雪上を歩きます。
雪で登山道がわからないため、
概ね真っ直ぐに進み、登山コースから外れないようにしました。
◆ブナ林、茶色の部分はブナの冬芽では、と思います。
◆登っていきます。
◆周囲の山並み
稜線の後ろに笈ヶ岳・大笠山が見えています。
(現地では、山の名前は分かっていませんでした。)
◆宮屋敷跡、11時20分頃到着
少し休憩しました。
◆進行方向の山並み、三ヶ辻山方面
◆進行方向の山並み、三ヶ辻山の山容
登りたくなる山容です。
◆進行方向の山並み、三ヶ辻山の山頂付近のアップ
◆進行方向の山並み、人形山
◆進行方向の山並み、人形山のアップ
進みます。
◆稜線に続く尾根、登山道が積雪で見えない場所があります。
登山道が見え無い場所は、それなりの斜度がある場所です。
滑落すると危険を感じる斜度で、登るのは躊躇します。
かつて、岐阜県の野伏ヶ岳で恐怖を感じた雪の斜面を思い出しました。
(野伏ヶ岳の時は、引き返しました。)
時間があるので、近くに行ってから、
登るか、撤退するか判断することにしました。
◆残雪期の登山の途中撤退の記録です。いずれも怖くて、引き返しました。
◆岐阜県の野伏ヶ岳
2013年5月5日、岐阜県の野伏ヶ岳へ
http://kotukotuyama4.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13
1年後に、少し登る時期を変更し、登頂することができました。
2014年4月11日、岐阜県の野伏ヶ岳へ
http://kotukotuyama4.blog.so-net.ne.jp/2014-04-14
◆福井県の越前甲山
登山途中に前方の雪の斜面を見て、引き返した山です^^;
2013年4月20日、福井県勝山市の越前甲山(1319.6m)へ
http://kotukotuyama4.blog.so-net.ne.jp/2013-04-26
1年後に、登頂することができました。
2014年4月26日、福井県の越前甲山(1319.6m)へ
https://kotukotuyama4.blog.ss-blog.jp/2014-04-30
◆登っていきます。
◆登山道付近で咲くカタクリの花
この付近ではあちらこちらで、カタクリの花が咲いていました。
残雪のある場所より高い場所で、カタクリの花が見られるとは思いませんでした。
◆急な斜面の末端に到着
滑落の危険はありますが、谷底までは転がらないと思われる場所を登ればよいと考え、
アイゼンを装着し、ストックを使って登ることにしました。
◆登ります。
◆登り終えた後
何とか無事に登りきることができました。
◆分岐点、梯子坂乗越 1660m、12時40分到着。
◆梯子坂乗越から西側の山並みの説明板
◆分岐点から見る人形山
◆分岐点から見る三ヶ辻山
◆西側の両白山地、白山付近は雲などでハッキリ見えません。残念です。
◆白山付近のアップ
右下の水平な線は、白山スーパー林道です。
◆分岐点から見る大笠山 (右側)
大笠山には、2017年にカタクリの花を見るために登りました。
2017年6月3日、富山県の大笠山(1822m)へ
https://kotukotuyama4.blog.ss-blog.jp/2017-07-06
◆分岐点から見る笈ヶ岳
◆分岐点から見る歩いてきた稜線
積雪が無い付近の左側の尾根から登ってきました。
◆人形山に向かって進みます。
人形山・三ヶ辻山の両方に登るは困難と判断。
三ヶ辻山は難易度が高そうなので、人形山に登ることにしました。
◆進みます。
◆振り返って見る三ヶ辻山
◆振り返って見る三ヶ辻山の左側の後方にぼんやりと北アルプスの山々が見えています。
写真の中央付近が、黒部五郎岳と穂高連峰の間の真ん中付近です。
肉眼でも写真と同じくらいにしか見えませんでした。少し残念。
◆人形山の山頂まであと少しの場所付近
◆人形山の山頂、13時20分頃到着
一時は登頂を諦めかけましたが、なんとか登頂できました。
◆山頂から見る歩いてきた方向
◆山頂から見る麓
◆山頂から見た大滝山、猿ヶ山方向
反射板がある山は、大滝山です。大滝山の後方の山は、猿ヶ山です。
計画時点では大滝山が第一候補の山でした。
インターネットで直近の登山記録を調べたところ、
積雪時の記録しか無く、5月上旬に登山可能かが不明ため、
大滝山登山はやめることにしました。
◆西側の両白山地の山並み
◆西側の両白山地の山並みのアップ
山の名前は右から大門山(1571m)、赤摩木古山(1501m)、奈良岳(1644m)、
大笠山(1822m)は一部のみ写っています。
◆西側の両白山地の山並みの案内板、写っている山と山の名前の対応
山頂に周囲の山の案内板があり、
周囲の山の名前がその場で容易に分かります。
山頂でお昼ご飯を食べ、少し休憩した後、下山を開始します。
◆下山開始
◆下っていきます。
◆登るときに躊躇した残雪エリアに到着。
◆下りた後に見る雪壁
無事に通過できました。
◆カタクリの花が咲いていた登山道付近を通過します。
◆雪上を歩きます。
この付近でルートが分からなくなり、右往左往しました。
◆この付近を通過する頃に、雨が降り始めました。
しばらくすると、遠くで雷が鳴り始めました。
雷はとても危険なので、樹林帯まで急いで歩くことにしました。
◆宮屋敷跡を15時15分頃通過
◆山頂から3km地点を通過
◆周囲の山の状況
朝は晴天でしたが、今は曇って雨が降っています。
天候の変化が大きな一日でした。
◆山頂から3.9km地点を通過
◆天気が回復しました。
◆無事、登山口に戻ることができました。17時50分頃。
着替えた後、ここから一番近い日帰り入浴ができる
「五箇山温泉 五箇山荘」に行くことにしました。
◆「五箇山温泉 五箇山荘」
五箇山荘に人形山の名前の由来が書かれていました。
人形山の名前は、二人の人形(ひとがた)の雪形があらわれることに
由来しているそうです。
五箇山温泉は、二人の人形の姉妹が見つけたそうです。
◆二人の人形の雪形が現れる場所、登山口に移動する際に撮影。
この写真では二人の人形がハッキリとは分かりませんが、
赤丸部分に二人の人形が現れるそうです。
◆人形山
残雪と新緑が同時に楽しめる山を探し、行き先を人形山とし、
人形山のすぐ近くの三ヶ辻山とセットで登る計画をたてました。
結果は、想定以上の残雪があり、人形山だけに登りました。
新緑の景色、残雪の景色、雪上歩きなどを楽しむことができました。
その記録です。
◆林道から見る山並み
思った以上に積雪が残っています。
◆登山口、8時頃出発
この日の予定コースは、人形堂~人形山・三ヶ辻山の往復です。
◆晴天です。
◆イワウチワの花があちらこちらで見られました。
◆白い花、タムシバ
コブシの花の裏には一枚の葉がありますが、
この花には葉が無いので、この花はタムシバだと思います。
この花は、登山道周辺のあちらこちらで見られました。
◆ホシガラス
ホシガラスが地面付近にいました。
◆人形山登山道第一休憩所、四等三角点 1208.8m
9時25分頃到着
◆新緑はこれからの状態
◆登山道、この付近は残雪は無し。
◆マンサク
マンサクの花が見られるとは思っていなかったので、見られてラッキーでした。
◆ブナ、新緑はまだの状態です。
標高が高くなると、早春のような状況でした。
◆登山道、残雪が所々にあります。
◆人形山登山道第二休憩所、1400m、10時25分頃通過
◆周囲の山を見ながら進みます。
◆ショウジョウバカマの花
ショウジョウバカマの花は、あまり咲いていませんでした。
◆進行方向の全域が積雪に覆われ、登山道が不明な地点に到着。
ここに到着する前に、下山してきた方が
「登山道が不明のため、引き返してきた」と話していた場所だと思いました。
ここでスマフォの登山地図と地形を照合して進むべき方向を探します。
登山道は概ね直線的なので、直進すれば良いと考え、
一旦、登りやすい側に迂回して、元の方向に戻ることにしました。
◆不明瞭地点を無事通過し、
元の進行方向に戻ると雪原が広がっていました。
ここから、しばらく雪上を歩きます。
雪で登山道がわからないため、
概ね真っ直ぐに進み、登山コースから外れないようにしました。
◆ブナ林、茶色の部分はブナの冬芽では、と思います。
◆登っていきます。
◆周囲の山並み
稜線の後ろに笈ヶ岳・大笠山が見えています。
(現地では、山の名前は分かっていませんでした。)
◆宮屋敷跡、11時20分頃到着
少し休憩しました。
◆進行方向の山並み、三ヶ辻山方面
◆進行方向の山並み、三ヶ辻山の山容
登りたくなる山容です。
◆進行方向の山並み、三ヶ辻山の山頂付近のアップ
◆進行方向の山並み、人形山
◆進行方向の山並み、人形山のアップ
進みます。
◆稜線に続く尾根、登山道が積雪で見えない場所があります。
登山道が見え無い場所は、それなりの斜度がある場所です。
滑落すると危険を感じる斜度で、登るのは躊躇します。
かつて、岐阜県の野伏ヶ岳で恐怖を感じた雪の斜面を思い出しました。
(野伏ヶ岳の時は、引き返しました。)
時間があるので、近くに行ってから、
登るか、撤退するか判断することにしました。
◆残雪期の登山の途中撤退の記録です。いずれも怖くて、引き返しました。
◆岐阜県の野伏ヶ岳
2013年5月5日、岐阜県の野伏ヶ岳へ
http://kotukotuyama4.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13
1年後に、少し登る時期を変更し、登頂することができました。
2014年4月11日、岐阜県の野伏ヶ岳へ
http://kotukotuyama4.blog.so-net.ne.jp/2014-04-14
◆福井県の越前甲山
登山途中に前方の雪の斜面を見て、引き返した山です^^;
2013年4月20日、福井県勝山市の越前甲山(1319.6m)へ
http://kotukotuyama4.blog.so-net.ne.jp/2013-04-26
1年後に、登頂することができました。
2014年4月26日、福井県の越前甲山(1319.6m)へ
https://kotukotuyama4.blog.ss-blog.jp/2014-04-30
◆登っていきます。
◆登山道付近で咲くカタクリの花
この付近ではあちらこちらで、カタクリの花が咲いていました。
残雪のある場所より高い場所で、カタクリの花が見られるとは思いませんでした。
◆急な斜面の末端に到着
滑落の危険はありますが、谷底までは転がらないと思われる場所を登ればよいと考え、
アイゼンを装着し、ストックを使って登ることにしました。
◆登ります。
◆登り終えた後
何とか無事に登りきることができました。
◆分岐点、梯子坂乗越 1660m、12時40分到着。
◆梯子坂乗越から西側の山並みの説明板
◆分岐点から見る人形山
◆分岐点から見る三ヶ辻山
◆西側の両白山地、白山付近は雲などでハッキリ見えません。残念です。
◆白山付近のアップ
右下の水平な線は、白山スーパー林道です。
◆分岐点から見る大笠山 (右側)
大笠山には、2017年にカタクリの花を見るために登りました。
2017年6月3日、富山県の大笠山(1822m)へ
https://kotukotuyama4.blog.ss-blog.jp/2017-07-06
◆分岐点から見る笈ヶ岳
◆分岐点から見る歩いてきた稜線
積雪が無い付近の左側の尾根から登ってきました。
◆人形山に向かって進みます。
人形山・三ヶ辻山の両方に登るは困難と判断。
三ヶ辻山は難易度が高そうなので、人形山に登ることにしました。
◆進みます。
◆振り返って見る三ヶ辻山
◆振り返って見る三ヶ辻山の左側の後方にぼんやりと北アルプスの山々が見えています。
写真の中央付近が、黒部五郎岳と穂高連峰の間の真ん中付近です。
肉眼でも写真と同じくらいにしか見えませんでした。少し残念。
◆人形山の山頂まであと少しの場所付近
◆人形山の山頂、13時20分頃到着
一時は登頂を諦めかけましたが、なんとか登頂できました。
◆山頂から見る歩いてきた方向
◆山頂から見る麓
◆山頂から見た大滝山、猿ヶ山方向
反射板がある山は、大滝山です。大滝山の後方の山は、猿ヶ山です。
計画時点では大滝山が第一候補の山でした。
インターネットで直近の登山記録を調べたところ、
積雪時の記録しか無く、5月上旬に登山可能かが不明ため、
大滝山登山はやめることにしました。
◆西側の両白山地の山並み
◆西側の両白山地の山並みのアップ
山の名前は右から大門山(1571m)、赤摩木古山(1501m)、奈良岳(1644m)、
大笠山(1822m)は一部のみ写っています。
◆西側の両白山地の山並みの案内板、写っている山と山の名前の対応
山頂に周囲の山の案内板があり、
周囲の山の名前がその場で容易に分かります。
山頂でお昼ご飯を食べ、少し休憩した後、下山を開始します。
◆下山開始
◆下っていきます。
◆登るときに躊躇した残雪エリアに到着。
◆下りた後に見る雪壁
無事に通過できました。
◆カタクリの花が咲いていた登山道付近を通過します。
◆雪上を歩きます。
この付近でルートが分からなくなり、右往左往しました。
◆この付近を通過する頃に、雨が降り始めました。
しばらくすると、遠くで雷が鳴り始めました。
雷はとても危険なので、樹林帯まで急いで歩くことにしました。
◆宮屋敷跡を15時15分頃通過
◆山頂から3km地点を通過
◆周囲の山の状況
朝は晴天でしたが、今は曇って雨が降っています。
天候の変化が大きな一日でした。
◆山頂から3.9km地点を通過
◆天気が回復しました。
◆無事、登山口に戻ることができました。17時50分頃。
着替えた後、ここから一番近い日帰り入浴ができる
「五箇山温泉 五箇山荘」に行くことにしました。
◆「五箇山温泉 五箇山荘」
五箇山荘に人形山の名前の由来が書かれていました。
人形山の名前は、二人の人形(ひとがた)の雪形があらわれることに
由来しているそうです。
五箇山温泉は、二人の人形の姉妹が見つけたそうです。
◆二人の人形の雪形が現れる場所、登山口に移動する際に撮影。
この写真では二人の人形がハッキリとは分かりませんが、
赤丸部分に二人の人形が現れるそうです。
◆人形山